脳卒中後の脳機能リハビリについて

皆様こんにちは!

出張リハビリステーション徳島です🙇‍♂️

本日は脳の機能リハビリについて書きたいと思います。

是非ご一読ください👏

 

 

脳卒中になると場合によっては様々な症状が残り、脳の機能を改善・維持するためのリハビリを行わなければならないことがあります。体は問題がなくても言葉が不自由になったり、反対に普通に話せるけど手足が麻痺して動かせなかったりと、人によって異なります。

では、脳の機能リハビリとは一体どんなことをするのでしょうか?

 

■リハビリをするための3つのポイント

 

1麻痺が回復できるか

脳卒中は、手足が動きにくくなる、または全く動かせなくなるという症状があり、この状態を「麻痺する」と言います。麻痺になる部位はダメージを受けた脳の反対側の手足に出ることが多く、程度はどのくらいのダメージかによって違ってくるものです。脳卒中の症状が落ち着けば少しずつ麻痺が改善していきますが、この回復過程は脳損傷の度合いや部位、損傷を受けた患者さんの年齢によって様々です。7日間経った2人の患者さんの手足が似た症状であっても、最終的に同じレベルまで改善するとは限りません。

 

2訓練効果は?

脳卒中の患者さんの中には、訓練をすれば結果的には麻痺がなくなると考えている人がいます。

もちろん強い志を持って訓練を受けることは非常に大切なことです。

しかし、訓練が回復の全ての要素になるのではないということを理解しておきましょう。

自然回復に加えて適切な訓練をすることが回復への近道だということを忘れないでください。

また、適切な訓練を受けても訓練による効果は限界があることも知っておきましょう。

 

3残っている能力を開発していけるか

手足の麻痺が改善するのか、改善しないのかを判断するのは、非常に困難な問題です。

リハビリテーションでは、「麻痺に対する訓練」と「残された能力を開発していく訓練」を一緒に進行していきます。例えば、体の半身が麻痺して歩けなくなった場合は、歩く訓練と同時に残された半身で車椅子を操作する訓練が必要になります。このように2本立てで訓練する意味は、最終的に麻痺が改善しなかった時のことを考えた対応策の準備です。

麻痺が改善するまでの生活をちょっとでも快適に過ごすために自立しながら援助するという目的も含まれています。

 

 

■脳卒中になると

 

脳卒中になると色々な症状があらわれてきます。

性格まで変わってしまうこともあり、まさに百人百様です。

ですから、脳機能のリハビリテーションではただ単に体の運動をするだけでなく、患者さんや家族の精神面でのケアも同時に行っていきます。

何をしたわけでもないのに朝起きたら手足が動かなくなっていた、ということはよくある話なので、脳卒中になった人やその家族は例えようのないショックを受けてしまうことは誰もが想像できるかと思います。

しかし、リハビリを効率的に行なっていけば、機能を少しずつでも回復させることができるのです

■リハビリ効果が期待できる期間はどのくらい?

 

一般的に脳卒中(脳梗塞・脳出血)の後遺症に対してリハビリの効果が有効に働くのは、病気発症後46ヶ月くらいと言われています。

3ヶ月目くらいは特に回復レベルが急速になります。

しかし、その後46ヶ月くらいを境に、次第に回復のスピードは穏やかになり半年〜1年くらいになると状態は固定化していくことでしょう。

このことからリハビリ期間では「6ヶ月の壁」と言われています。

ですからリハビリテーションでは、症状が固定化する前の46ヶ月の間に集中的にリハビリを取り組むよう勧められます。

回復期とも言われる一番大切な時期なので、重点的なリハビリが推奨されているのです。

 

 

回復期を過ぎてもリハビリはストップしない

 

回復期を過ぎて、良い時期に突入しても、リハビリが終了することはありません。

自宅に帰ってからも引き続きリハビリは行います。

維持期のリハビリは、食事や移動、排泄、入浴、整容、更衣など自分でできる項目をどんどん増やしていくということです。

裏を返せば、食事をする、服を着脱する、車椅子を押す、トイレに行く、お風呂に入るという日常生活において必要なことをリハビリの機会として利用することになります。

ですから、必死で自立しようとしている姿を見て「不自由でかわいそう」と言って家族が何でもやってしまっては、リハビリの意味がなくなってしまいます。

せっかく回復期で機能を取り戻せても、リハビリする前の状態に戻ってしまうかもしれません。

また、回復期後の介護保険制度でのリハビリは頻度・時間的にも少なく、リハビリ内容もマッサージなどがメインとなってしまいがちです。

補助する側は、本人ができること・できないことをしっかり見極めた上で、サポートするように心掛けてください。

必要であれば、維持期でも専門家によるリハビリで身体機能を回復していく場合もあります。

 

ここで挙げたリハビリに有効な期間は参考の目安に過ぎません。

それよりももっと必要なのは、本人が「回復するぞ」という強い意志を持つことです。

 

本日の記事は以上となります🙇‍♂️

出張リハビリステーション徳島をご利用中の方は介護保険制度と併用している方がほとんどですので

脳の機能回復における専門的なリハビリを受けたいという方は是非ご相談ください🙌

 

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